親が亡くなったり施設に入ったりして、誰も住まなくなった実家を売りたいけれど、どこに相談したらいいんだろう?と悩ん

だことはありませんか?

筆者は50代ですが、「母がホームに入り、空き家のままにしている実家をなんとかしたい」というような話がよく友人の間で

も出てきます。

実家ですから古家であることが多く、もしかしたら駅前の利便性のいい場所でないかもしれません。

場合によっては、家は締め切って蔦が絡み、植木は茂り、雑草が膝まで伸び放題

なんて光景を、あなたもご近所で目にしたことがあるでしょう。

勤務先からも離れ、どう考えてももう誰も住まない実家の処分について、少しでも古家を高く売却する方法について、

「家を高く売る専門家」株式会社コントロールの藤原尚社長にお話を伺いました。

https://youtu.be/qZnF-PeDu5c

 誰も住まない実家を高く売る方法

実家を売りたい相談はいつが多いのか?

村田弘子
村田弘子
藤原さんは、家を高く売る専門家でいらっしゃいますが、誰も住まなくなった実家の売却のご相談は増えていますか?
そうですね。増えてきていますね。
藤原尚
藤原尚
村田弘子
村田弘子
実家を売りたい方は、どんなタイミングでご相談されるのでしょう?親の相続のときですか。
相続が終わって空き家になったときとか、親御さんがホームに入られてもう戻らないとき、
お子さんから相談されることが多いですね。
藤原尚
藤原尚

 

村田弘子
村田弘子
お母様がホームに入られて空き家のままになっていると、ご近所のことが気にはなる一方で、

今すぐでなくてもいいかと先延ばしになりがちですね。

空き家があると近隣の方も、
これからどうなるんだろうとか不安になりますから放置は避けたいです。
藤原尚
藤原尚
村田弘子
村田弘子
ご近所で新築物件のお隣がボロボロの空き家の物件がありまして、

結構売れるまで時間がかかっていました。

新たに越してくる方にとっては、防犯上も空き家は気になります。

そういうパターンもありますね。どうしてもこの季節になると

草木が伸びてお隣さんにかかってしまって、

ご迷惑をかけちゃうこともあります。

藤原尚
藤原尚

あとは、自然災害ですね。

瓦が飛んでお隣の窓ガラスを割ってしまうなんてこともあって、怖いです。

藤原尚
藤原尚

村田弘子
村田弘子
そうなると、いつかではなくて
なるべく早く、高く売らないとですね。
村田弘子
村田弘子
でも、実家というのは育った家ですから、だいぶ築年数がたっていることが多いじゃないですか?」

日本が経済成長を遂げた1960年代から1980年代にかけては、住宅需要の急激な高まりから

全国各地に「ニュータウン」が宅地造成されました。

でも、それらは都心から1時間、1時間半と離れた場所も多く、街や人の高齢化に伴い、

空き家問題が深刻になりつつあります。

今50代の中高年層で、実家を売却したい方のなかには、両親が都心から離れたニュータウンを購入した人も多く、

交通の便が良くない古家の売却に困っている方も多いと聞きます。

 

村田弘子
村田弘子
藤原さんは、古くて交通の便の悪い空き家を

どうやって高く売れるようにするのでしょうか。

まず一、不動産は1個たりとも同じものがないということが、ポイントになります。

その物件だけが持ってる魅力を私が、見つけ出して、そこをセールスポイントに、

どういうお客さんに住んでもらいたいかなということを想像しながら進めていきます。

                                 

 

村田弘子
村田弘子
その物件だけの魅力を誰が喜ぶかを考える。

婚活と似たアプローチですね。

 

村田弘子
村田弘子
具体的にはどんなことを施して

魅力を強く伝えるのですか?

リフォームの提案などしますね。
藤原尚
藤原尚
村田弘子
村田弘子
魅力的な写真を撮る。ますます

婚活と似ています。

 

                      


○○駅駅歩△分、築○年、何㎡ という表記は、婚活の年齢表記と同じでもう変えようがありません。

ですので、高く売るには視点を変え、その物件にどんなユニークなリフォームを施せば、

お客様のニッチなご要望を満たせる物件にプロデュースすることをご提案します。

駅歩20分でも、お客様の年代が好みそうな壁紙にしたり、先日の30代のお料理が好きなお客様には、

キッチンが広々としたアイランド型で、蛇口などのデザインにも凝り、素敵なお料理サロンのできる

デザイナーズ物件にして購入いただきました。

駅から遠い、都心から遠いことは、その分土地が広いですから、魅力あるリフォームをかけることで

土地から買ったのではとても予算内で収まらない、憧れのデザイナーズハウスが、若い方にも手に入る

ことになり人気が出ます。

ニュータウンなどは公園なども広く取られており、子育て世代には、こんなに広々おしゃれに住めるなら、

遠いけど、リモートワークだし、ま、いいかとなるんですね。

村田弘子
村田弘子
リモートワークで都心の狭い家を離れ、

郊外に住み替える流れが生まれていますね。

駅近でない実家を売りたければ、今はチャンス

な気もしますね。

 

そうですね。本当に実家を売りたいなら

いまがチャンスでして、いまを逃すともうこの先は

危ないです。

人口が減ってきますから、家は売れなくなります。

藤原尚
藤原尚
村田弘子
村田弘子
コロナになってから、不動産は売るのも買うのも忙しくなったと聞きますが、

結婚したい人も増えています。住まいの需要がある今のうちに、

誰も住まなくなった実家の売却は済ませて安心したいですね。

 
《おはなしを聴いた人》

 藤原 尚 ふじわら たかし 株式会社コントロール 体表取締役

 大手不動産仲介会社、総合不動産会社を経て、「中古住宅専門の不動産会社」として独立。
 独立後は55件の不動産を買取・リフォーム、リノベーションをして再度売る「買取再販」
 として事業を展開し、買取再販の経験をもとに
 誰も住まない実家を相続した人に対して高く・早く・トラブルなく売るノウハウをもって
 売却のお手伝いを全国対応でしている。

 https://control-ltd.com/