2017年 花嫁プレスクールに続き、経営者妻スクールを立ち上げた本当の理由
経営者妻スクールの村田弘子です。きょうは、なぜ、わたしが 経営者妻に向けた発信を始めたか、なぜ経営者妻スクールが日本に必要なのかをお話します。
会計事務所2代目の嫁として3代目の母として 今だから 心の底から結婚してよかったと思えること
わたしは、老舗会計事務所の2代目の嫁、3代目の母として今年30年になります。会計事務所では日頃 医院、会社さん、地主さんなどいろいろなおうちと3代のおつきあいをしてきました。先代の時の相続から なにをどうしたか資料がありますから、相続対策もぶれがないのです。お互いの信頼で やってくることができました。
会計事務所の仕事と別に、事業者は後継ぎ問題が死活にかかわりますので、おうちが途絶えないよう お見合いのご紹介も先代から積極的にしてきていました。
伝統と技術力ある家族企業を 今の結婚離れの影響を受けて 途絶えさせたくない。地元に頼られる医院を廃業させて、値域の医療を危機的状況にしたくない・・・そんな思いが、何はできるわけでもないのに、年齢共に強くなっています。誰かひとりが結婚するかしないかが、社会にも実は影響してくることが 50代になると見えてくるのです。
オーナー企業のサポーターである会計事務所の人間としては、クライアント様はじめ オーナ―企業様が 未来永劫栄えて続いていくことは、ごく自然な願望です。応援してきた企業様を 途絶えさせたくないのです。ともに未来につないで 人生をまっとうしたいのです。
独身者の結婚離れは激しい
しかし、女性が社会で居場所が与えられた今、結婚ということばからマイナスイメージを思い浮かべるかたは、絶望的に感じるほど増えています。女性からしたら、社会でキャリアを積んできて、見る目も肥えてきている、お金にも困らない。男性にしたら、妻業をきちんとこなしてくれる女性でないと、恋人、彼女気分のまま家庭の人となっては コチラに負担が来るばかりだとなってしまう・・と考える。それで 男女とも結婚に魅力を感じません。どちらも甘い恋愛の流れでドラマティックに結婚が決まらないのであれば、そんな無理してコスパの悪い結婚なんかしなくてもいいし、となります。
現代の風潮の先に見えてくるもの それは自由ではない
社会全体が独居老人になると何が起こるのでしょう?
孤独死、医療崩壊、格差社会、認知症を狙う詐欺、ぼったくり。
言葉にするだけで気分が悪くなったら申訳ありません。 要するに、結婚を選択しない場合は、自分の最後は国と結婚することと同じということなんです。
その時の社会福祉が家族のかわり。ひとりで棺桶に歩いていける人はいないのですもの。今、誰かを選択するかしなければ選択をしない、と言う選択を取る、つまり、国があなたの配偶者ということになります。
結婚を墓場にするのは やり方が違うに過ぎない パラダイスにする手法は存在する
このように、今男性も女性も、結婚にリスク以外のプラスなイメージをもたない風潮がまん延しているのは、とても残念なことです。
本当は結婚生活はやりようで、パラダイスなのに。やり方が違うから リスクになるだけ。
結婚がパラダイスになるには、やり方、決まり事がある!
それさえ心得れば、夫だって姑だって怖いものはなく 全部全部好きに自由に生きていける。それには、女性は結婚をどう捉えればいいのか?
それをお伝えしていくサイトが、どうしても必要!
わたしは、そう思いました。子育ては3人すべて終了です。ここから、夫が亡き義父の年齢まで生きたとして、二人で暮らせる時間はあと12年。
残り12年になった?経営者妻が、これまでどんなことに涙を流し、乗り越え、あるときは家出もし、壁に穴をあけて? 自分と闘いながら過ごしてきたか。それを、これからシリーズで書き進めていきたいと思います。
まとめ 村田弘子の使命は、日本の家族経営の中小企業を次世代につなぐこと 妻業のやりがいとしあわせを伝えること
私がお見合いでお預かりするおうちのなかには、日本中の人が知っている有名企業の息子さんだったり、地元で何代も続いたお医者さんのおうちだったりします。長い時間のなかで、いつも経営者の妻は、歯をくいしばってその渡されたバトンの期間を 責任を持って耐えながら走り切ってきて、それで今があるのです。
企業が何代か続く、100年企業、1000年企業がある裏には、舅姑に仕えながら夫をたてて、社員さんと折り合いをつけ代替わりを橋渡しした、女たちの涙なしに語れない忍耐と底力があると思っています。
その何物にも代えがたい苦しみと価値を わたしは、ムダにしたくないと思います。次の世代に次ぐ、未来に橋をかける・・・そのことのために、あるときは私心を捨てて、やり通した妻が必ずいます。
何代もの女性たちの涙を 会計事務所で相続事業承継に携わる主婦が、なんとか 報われるものにしたいと思います。結婚の良さを伝えることは、過去の人のためだけではけっしてありません。私の結婚支援は、40年先50年先の あなたの安心に必ずつながることです。
だから、ご縁つなぎを私はやめられないし、経営者妻たちは全国でつながって 苦労も共にしたいし、様々な重圧に負けないよう 励まし合いたいのです。