未来を拓くHirokoの扉~資産を増やす きょうは、都議選と資産運用についてお話を伺います。

目次

都議選は日本経済にどう影響する?

 

 

村田:本日7月2日、都議選がありましたが、この結果が市場に及ぼす影響というのはあるのでしょうか?

橘樹:実は市場は 去年から政治に振り回されていて 政治リスクがすごく高まっています。その中できょうの都議選の要点は、都民ファーストが過半数を取るか取らないか、これは都民ファーストが勝つということで市場は折りこみ済みで、、市場は大きくは反応しないと思います。でも、自民党、政府のほうは都民ファーストの勝利で緊張が高まりますので、これによって改革を推進していかなければならないと思います。

資産運用で失敗しないための基本の考え方

 

村田:そうしますと自民党が改革を推進していく状況の影響を考えて、私たちは資産運用を考えるとき、どんな風に考えていったらいいのでしょうか?

橘樹:皆さん、資金運用というとどなたも入り口のことを話されると思うんです。どんな商品で選んだらいいのでしょうか? 債券なのか株式なのか、日本か海外かって言うんですけど、私は、逆に出口のことをお話ししたいんですね。それは「時間軸」でものごとを考えてほしいんです。

 

まず育てている資産は年金か、おこづかいか、稼ぎなのか儲けたいのか?・

年金となると20代30代の人と50代、60代の人では選ぶものが変わってくるんですね。これは専門用語でいうとターゲット・リターン(目標利回り)と言います。要するに 終着点をどこに持っていって何%に設定するかですね。

たとえば65歳で年金をもらいたい、70歳でもらいたいということから逆算して物事を考えるのと、何%必要かな? これを出すことは難しくて応用で説明させていただきたいのです。

50代、60代で年金をというと時間が短くなるので、基本的には元本を割らない商品を選ぶんです。 あまりお金は増えない。これは保険ですから、分けて考えて欲しいと思うのですね。逆に20代、30代になると時間があるので、どちらかと言えばリスク資産、経済成長に見合う形となれば株式が中心になるのです。

 

ちょっとお小遣いが欲しい、儲けたいというのであれば、これはまた変わってくるんですね。

次には、何に対してということになって定期預金に対して、もっと利益の出るものと考え、2,3年で増えるものを探すのです。

いや、もっと儲けたいとなると、それは投資じゃなく投機になります。この間お話したビットコインもそのひとつですね。これはいい悪いでなく、情報格差をとっていくものなんだということを、理解したうえでやることです。FX 外国為替証拠金取引もそうなんですね。

 

自分のお金を色分けして考える

このようにご自分のお金を色わけして考えてみるのはいかがでしょうか?

そのとき、ターゲットリターンと言うカタチで、終りをどこに置くのか? 年金なら65歳か70歳、ちょっとお小遣いなら2,3年先。うまくやって稼ぎたいなら3か月、5か月で答の出るもの。この場合には、非常に危険なこともあるので、自分でルールを決めておくのが大事です。

投資にマイルールを作る

10万損をしたらやめるとか、2倍になったら手離すとか、そういうことです。3倍になるのでは? と考えるのが人間の心理ですが、みんなそう思ってけがをするわけです。2倍になったら良しとする、そこで売る・・などというように決まりを作っておくと、リスクを防ぐことができます。

 

まとめ 時間軸で考える

このように、資産運用においては時間軸でものを考えることが大事なことを学びました。

出口から決める思考は、資産運用だけでなく、ビジネスや婚活、妊活、就活、終活といった人生のあらゆる重大事項の計画に大切です。2時間で成功の可能性をグンと上げる思考が身につく 「一番お金の増える時間管理術」をしています。前半はライフデザインダイヤグラムシートと付箋を使って、後半は実際に投資信託を使って 何年後にいくら増えるかリスクはどれだけかをいろいろ試してみる 一番お金の増える時間管理術です。

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